2021年5月21日金曜日

第4回 一番大切な読者は自分です

 



第4回 一番大切な読者は自分です

 

 とりあえず書いたものを読み直すと、いろいろなことに気が付くはずです。

 

・わからない

・話の筋がおかしい

・説明が不足している

・事実と食い違っている

 

 そういうことが、たくさんあるはずです。

 思っていることを書くのと、書いたものを理解するのでは、脳の違う部分を使うので、最初から思い通りに書けることなどありません。

 それは、初めてだろうが、プロだろうが同じなのです。

 

 読み直して気が付いたところを全部書き直します

 一度書き直すと、また、読み直します

 この作業を繰り返します

 書くことによって、段々問題が具体化されて、どう直せばよいのか、その答えを見つけやすくなるのです。

 

 もし、この作業を繰り返して、自分が心から納得するものになったとしましょう。そうすれば、それで本は完成なのです。

 そう言われると妙な気がするかもしれません。

 そんなに簡単なら、世の中にある膨大なライティングに関する本や(高い?)レッスンは一体何なのだろう……

 

 そうですね。おかしいですね。

 ……残念なことに、何度書き直しても、そう簡単には、自分が書いたものに満足できないのです。

 それどころか、何度も書き直しているうちに、段々頭が混乱してきて、最初、何を書こうとしていたのかさえわからなくなってしまうかもしれません。

 だから、様々なライティング技術が必要になります。

 それは、これから順次説明していきましょう。

 

 さて、ここで大切なのは、「自分の感覚を信じる」ということです。

 「自己満足」という言葉は、少々悪い意味のような感じがしますが、実はとても大切なことだと思います。

 自分で満足できないものを他人が満足するはずはありません。

 まずは、自分が満足すること。

 自分こそが、最初の読者であり、自分の本に対する一番大切な読み手でもあるのです。

 

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2021年5月18日火曜日

第3回 誰かに話すつもりで書きましょう


 


第3回 誰かに話すつもりで書きましょう

 

 第2回では、もし初めから書けない時には、自分が一番書きたいことから書いてください、と言いました。

 それでも、書き始められない人もいるでしょう。

 

 書きたいことがはっきりしていても、書けないことはあります。

 

 実は、人間が話すことと書くことには、その内容や必要となる能力に、かなりの違いがあります。

 自分の話したことを録音して聞いてみるとわかりますが、わかりやすくしゃべっているつもりでも、思った以上に複雑だったり、論理がおかしかったりします。

 

 逆に、支離滅裂なまま書くのは、結構難しいのです。

 話している時には気が付かないことでも、書いていると途中で、おかしい、と気が付いてしまいます。

 このように、話すのに比べると、書くのはとてもハードルが高いのです。

 そういうことを感じている人は、書こうと思ったとたんに、はたと手が止まってしまいます。

 

 そういう場合は、次のように考えてみてください。

 一番、あなたが話しやすい人を頭に思い浮かべてください。友達でも、家族でも構いません。

 その人に、説明しようと思ってください。

 その時に話すことをそのまま文章にしてください

 

 書くことのハードルを下げてみるのです。

 支離滅裂でも断片的でも非論理的でも構いません。

 話そうと思っていることをその通りを書いてみるのです。

 書けなくなった状態では、よく考えてから書こうとか、頭を整理してから書こうとは思わない方が良いと思います。

 文章の順番とか、足りない部分とかも気にしません。

 とにかく書けるだけ書きます

 

 最初から気にせずに書き始めた人も、一番書きたいことから書き始めた人も、あるいは、誰かに話すつもりで少々苦労して書き始めた人も、いずれどこかで、筆が止まるでしょう。

 手が止まったら、素直に書くのを止めます

 無理に書いたりはしません。

 プロのライターのように、原稿の期限があるわけではありませんので。

 また、無理に書くという行為をしてしまうと、自分の頭が混乱してしまって、後で困ったことになります。

 

 書くのを止めて、コーヒーを飲んで休憩したり、少し席を立ったりして、頭をリフレッシュします。

 それから、また、自分が書いたものを最初から読み直します。

 

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第2回 書きたいことから書きましょう

 


第2回 書きたいことから書きましょう

 

 第1回では、他の本を勉強なんかしなくてよいから、「まず、書きましょう」と言いました。

 

 どんな種類の本を書くかにも関係しますが、それでも、書き始めるのが難しいこともあります。

 書こうと思うと意外にペンが動き始めてくれない

 動き始めても、すぐに止まってしまう。

 それには、いろいろな理由が、あります。

 

 自分が書こうとしている本の構成(目次)のイメージが、ある程度頭の中にある人は、先頭から書き始めることができます。

 また、そのような人は、必要に応じて、途中から書くということもできます。

 

 しかし、全体のイメージがしっかりしていない人もいるでしょう。

 これは決して悪いことではありません。書いてみなければ、よくわからないこともあります。

 例えば、自分史を書こうと思って、自分の年表を作ってみたが、どうやって書き始めれば良いかわからない、という人もいるでしょう。

 

(少し後で、自分史の書き方については、丁寧に説明するつもりですが……)

 

 そういう人は、まず、書きたいことから書いてください。時間順序に従って書かなければならないとか考える必要はありません。

 一番楽しかった記憶とか、一番言いたいこととか、とにかく、心の中に一番強く思っていることから、書き始めます。

 途中からで構わないので、一番書きたいところから書きます。

 

 プロのライターは、書きたくもないことでも書かなければなりません。

 あるいは、自分とは異なる意見を書かなければなりません。

 だから、この書きたいことから書くというような方法は使えません。

 

 しかし、あなたは、自分が書きたい本を書こうとしているわけですから、その中には、「一番書きたいこと」というものが必ずあります。

 もし、目次のイメージがなくて最初から書き始められない人は、唐突でも良いので、書きたいことから書きましょう。

 

 そうすれば、必ず、書き始められます。

 

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第1回 プロの真似をしてはいけません


第1回 プロの真似をしてはいけません


 あなたが、自分の本を書こうと思っているのなら、絶対に、書く前からプロの真似をしてはいけません

 もし、あなたが、プロのライターになろうとしているのなら、最初に、プロの真似をしてください。でも、そうではなくて、自分の本を作りたいだけなら、プロの真似をするところから始めてはいけません。そんなことをしたら、むしろ書けなくなります

 

 ところが、初心者向けのライティングに関する本を読むと、みんな口をそろえたように、「プロの書いた本を読みなさい」「良い本を参考にしなさい」「美しいと思う文章を真似しなさい」などと書いてあります。

 

 これは、嘘です。

 そんなことをしたら、あなたは書けなくなりますよ。

 

 自分の本を書くというのと、プロのライティングは違います。

 自分の本を書こうとする人は、自分の書きたいことを書きます。しかし、プロは、企業から与えられたテーマを書きます。

 自分の本を書こうとする人は、自分が伝えたい人に語りかけます。しかし、プロは、大衆に読ませます。あるいは、企業が指定したターゲットに対して読ませます。

 いくらでも、違いを列挙できます。

 あなたとプロは目指しているものが違うのです。

 

 多くの入門書が、プロを見習いなさい、と書いているのは、プロのライター養成用の本を流用して初心者向けの本を作っているからです。出版社に騙されてはいけません。

 

 書くために、勉強しようと思うと、逆に書けなくなります。

 大切なことは、「まず、書くこと」です。

 そして、もし、あなたが、「どうもうまく書けない」と思ったら、その時に、勉強したり、プロの真似をしたりしてください。そんな状況のあなたには、きっと文章に関する問題意識が出来始めているはずです。だから、他の本が参考になるのです。

 

 まず、書くこと。これが、大切なのです。

 さあ、あなたも、書いてみましょう


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第4回 一番大切な読者は自分です

  第4回 一番大切な読者は自分です    とりあえず書いたものを 読み直すと、いろいろなことに気が付く はずです。   ・わからない ・話の筋がおかしい ・説明が不足している ・事実と食い違っている    そういうことが、たくさんある...