2021年5月18日火曜日

第3回 誰かに話すつもりで書きましょう


 


第3回 誰かに話すつもりで書きましょう

 

 第2回では、もし初めから書けない時には、自分が一番書きたいことから書いてください、と言いました。

 それでも、書き始められない人もいるでしょう。

 

 書きたいことがはっきりしていても、書けないことはあります。

 

 実は、人間が話すことと書くことには、その内容や必要となる能力に、かなりの違いがあります。

 自分の話したことを録音して聞いてみるとわかりますが、わかりやすくしゃべっているつもりでも、思った以上に複雑だったり、論理がおかしかったりします。

 

 逆に、支離滅裂なまま書くのは、結構難しいのです。

 話している時には気が付かないことでも、書いていると途中で、おかしい、と気が付いてしまいます。

 このように、話すのに比べると、書くのはとてもハードルが高いのです。

 そういうことを感じている人は、書こうと思ったとたんに、はたと手が止まってしまいます。

 

 そういう場合は、次のように考えてみてください。

 一番、あなたが話しやすい人を頭に思い浮かべてください。友達でも、家族でも構いません。

 その人に、説明しようと思ってください。

 その時に話すことをそのまま文章にしてください

 

 書くことのハードルを下げてみるのです。

 支離滅裂でも断片的でも非論理的でも構いません。

 話そうと思っていることをその通りを書いてみるのです。

 書けなくなった状態では、よく考えてから書こうとか、頭を整理してから書こうとは思わない方が良いと思います。

 文章の順番とか、足りない部分とかも気にしません。

 とにかく書けるだけ書きます

 

 最初から気にせずに書き始めた人も、一番書きたいことから書き始めた人も、あるいは、誰かに話すつもりで少々苦労して書き始めた人も、いずれどこかで、筆が止まるでしょう。

 手が止まったら、素直に書くのを止めます

 無理に書いたりはしません。

 プロのライターのように、原稿の期限があるわけではありませんので。

 また、無理に書くという行為をしてしまうと、自分の頭が混乱してしまって、後で困ったことになります。

 

 書くのを止めて、コーヒーを飲んで休憩したり、少し席を立ったりして、頭をリフレッシュします。

 それから、また、自分が書いたものを最初から読み直します。

 

電子書籍で、あなたの本を出版します。

お任せください。



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